季節の変わり目や、大掃除をしたタイミングで、部屋の模様替えをしたくなりますね。
ソファーを移動させたり、テーブルの位置を変えてみたりと、やり始めると
止まらなくなってしまいます。
洋室の模様替えは、意外と簡単にできますが、和室の模様替えって意外と悩みませんか?
多くの家庭の和室には、床の間と仏壇があると思います。
床の間の位置は変更できないし、仏壇も置く場所も変えるのは難しいですよね。
そこで、模様替えをする時に悩む仏壇の配置について調べてみました。
目次
仏壇と床の間の並びにルールはあるのか!?その理由とは?
模様替えをしていて気付く事って色々とありますよね?
模様替えで困る部屋と言ったら和室では無いでしょうか?
一般的に、和室に仏壇を置きますが、仏壇って配置替えしても良いものなのか?
床の間と仏壇の配置や向きに決まりはあるのか?
など色々と考えてしまう事があります。
そこで仏壇と床の間のルールを確認してみましょう。
☆ 床の間って何?
和室を見て思う事は、小さなスペースの床の間。
床の間って一体なんなのか?
何のためにあるのか?
そう思いませんか?
床の間のスペースが無かったら色々な使い方が、出来るのにと思います。
床の間と言うのは、本来は『床(とこ)』と呼ばれており、
床がある部屋だから、床の間と言われています。
でも、床って何のためにあるのか?
床の意味は座する場所、寝る場所と言う意味があり、身分の高い人が
座る場所を床より高くしていた事が始まりとされています。
☆ 床の間は何の為にあるのか
床の間は本来、身分の高い人が座る場所とされています。
時代劇では、身分が高い人の背後には床の間があったりします。
現在の床の間は、大切な来客を招き入れる最上の部屋と言った位置づけで、
旅館などでも部屋へ案内されるとたいていの場合、床の間があります。
家にある床の間も、その様な意味合いが含まれているようです。
☆ 仏壇はどこに置くもの
仏壇は、仏間にあるのが普通と思われていたのは昔の話です。
現在では、一軒家に限らず団地やマンションなどにも、仏壇を置く家庭が増えています。
では、仏壇はどの辺りに置いたら良いのか?
意外と知らないのでは無いでしょうか?
一軒家の場合、仏間が無くても和室がある事が多く、仏壇もその和室に置く事が
一般的です。
でも和室には床の間もあり、どのような配置が良いのか悩んでしまいます。
仏壇と床の間には、ルールがあると言われています。
そのルールでは、床の間に仏壇を置いてはいけないとされています。
一般的には、床の間が向かって左側に、仏壇は向かって右側が良いと言われます。
仏壇と床の間の配置に正解はある?おすすめの向き方角とは?
仏壇の配置や仏壇の向きは、意外と悩むものです。
特に和室だと床の間もあるので、仏壇の置き場所の選択肢は限られます。
そんな和室での正しい仏壇の向きや置き場所について探ってみましょう!
☆ 仏壇の配置や向きとは?
アパートやマンションで、住む人も多く仏壇の置き場所に悩まされます。
専用の仏間があれば問題ないですが、マンションやアパートでは
仏間が無い事が多いので、床の間や居間、洋室などに置く事もあります。
ですが、置き場所の選択肢がないからと言って、どこでも良いと言うものではありません。
◯ 直射日光を避ける
◯ 神棚や床の間と向い合わせない
◯ 座った時に目上になる様に
などがあげられます。
また、仏壇の向きですがこれもいくつかの説がありすが、決まりはありません。
◯ 南面北座説
◯ 東面西座説
◯ 極楽浄土説
◯ 春夏秋冬説
この様に仏壇の向きにも、種類があります。
信仰している宗派によって、決まりがある場合がありますので、
まず確認してみる事をおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
仏壇と床の間の配置には、選択肢が少なく、悩まされます。
床の間に仏壇を置いてしまおうと、考える人もいると思います。
仏壇と床の間には、ルールがあり、床の間に仏壇を置くのはタブーとされています。
さらに、神棚や床の間と、仏壇は向かい合わせて置くものではないとされています。
通常、床の間は上座に置くのですが、床の間の正面に神棚があると、
上座が変わってしまうので運気が良くないと言われています。
配置に悩む前に、宗派に合わせて置き場所を決めるのが良いかもしれません。