築年数を重ねると、家の至るところが劣化してきます。
屋根だったり外壁だったり、傷んだ部分が増えてきて、修繕費もかさみます。
水を使う浴室などは、特に劣化する場所です。
20年も使っていると、浴室のタイルが割れたり、ひびが入ったりと
目につく場所だけに気になってしまいますね。
業者に頼むと高いから、浴室のタイルの補修は自分で出来るものでしょうか?
そこで、浴室のタイルのひび割れなどの補修について調べてみました。
目次
浴室タイルのひび割れの原因と補修のポイントを解説。
1日の疲れを癒してくれるお風呂。
体を洗いさっぱりすると、明日もまた頑張ろうって気持ちになりますよね?
しかし、ふとタイルを見たらひびが入っていたら、気になってしまいますよね。
毎日水を使う場所だけに、ひび割れがだんだんと大きくなってしまうのかも心配ですね。
そんな浴室タイルのひびは、どんな原因でできたのか?
そのまま放っておいたら、マズイのか?
☆ 浴室タイルにひび割れが出来る原因
浴室は、家の中でも特に傷みやすい場所です。
毎日、使う場所なだけに傷みはじめると、劣化も早く手遅れになってしまう場合もあります。
でも何故、浴室タイルなどは傷みやすいのか?
◯ 陶器で出来ているが傷みやすい
◯ 土台が腐り始めてる
◯ 衝撃に弱い
◯ 隅にクラックが入り水が染み込む
などがあげられます。
陶器で出来ているので、耐久性はありますが長期間の使用で劣化もしてきます。
劣化したタイルは傷みやすくなっているので、当然ひびが入りやすい状態です。
また、衝撃にも弱いのがタイルの弱点でもあります。
ヒビ割れや欠ける事は、少なくありません。
長年の使用で、目地などにクラックが入り、そこからシャワーや湿気などが入り込み
土台が腐り始め、土台が下がってしまう場合もあります。
そうなると、地震などで揺れたりすると陥没するまではいかなくても、
大きなダメージを受ける事にも繋がります。
築年数も古くなると、シロアリなども増えたりする事がありますので、
早い補修が大事になってきます。
浴室タイルのひび割れを補修する際の5つのポイントを紹介。
一般的に住宅は長年住んでいると、少しずつダメージが蓄積されていきます。
色々な所がダメージを受け劣化していきますが、室内での補修で悩まされるものと
言えば『浴室のタイル』だと思います。
ひび割れ、クラック、欠けなど、自分で直せそうだけど、意外と放置してしまいがち
な場所ですよね?
そこで浴室タイルを補修する時に、スムーズに出来る様に5つのポイントを紹介します。
1. 補修場所のチェック
まず初めに補修する場所のチェックです。
どの程度の傷み具合なのかを把握しなければ準備ができません。
このチェックの時に出来るだけ細かい部分も、見て状況を把握しておきましょう。
《 チェックポイント 》
・細かな傷も把握する
・光を当てて見逃さない
・隅などもしっかりチェック
2. 傷み具合をチェック
細かなひびだけなのか?割れてしまっているのか?
少しだけ欠けてるのか?大きく欠けているのか?
症状によって補修も変わってくるので、程度をチェックしておきましょう。
3. 傷み具合によって補修道具を揃える
小さな傷みの場合と激しい傷みの場合では、補修の仕方も変わってきます。
程度に合わせた道具を用意して、作業に取り掛からなければなりません。
4. 湿気対策をする
浴室は、湿気の溜まりやすい空間です。
セメントを使ったり、コーキング剤を使ったりの補修作業になりますので
浴室の窓を開けたり、換気扇を回したりして湿気対策をしましょう。
5. 失敗しない為には?
補修作業で、一番怖いのが失敗してしまう事です。
失敗しない様にする為には、自分では出来ないくらいの劣化なら、
迷わずに業者を頼む事も大事です。
下手に手を出した事によって、取り返しがつかなくなってしまうと
余計な費用がかかってしまいます。
まとめ
いかがでしたか?
20年近くも住んでいると、少なからずあちこち劣化してきます。
特に浴室タイルなどにひびが入ったり、クラックか入ってしまうと湿気で
土台の部分が腐食してしまう事も考えられます。
自分で出来る範囲を超えていると感じる場合は、業者に頼むようにしましょう。