納豆はとても安くて栄養価も高く、とても便利な食材です。
しかし、賞味期限を見てみるととても期限が短くなっています。
消費期限ではないので、少しくらいなら期限を過ぎても大丈夫かな?
と思う方もいると思いますが、できれば栄養価をそのまま、
美味しく納豆を食べたいですよね。
今回は納豆をどのように保存すると、長く保存できるのか、
冷凍庫で保存すると味や栄養はどうなるのかを調べてみました。
目次
納豆の冷凍保存期間!味や栄養の変化について!
納豆は、冷蔵庫以外でも冷凍して、保存することができる食材です。
冷凍で保存することによって、冷蔵庫で保存するよりも長い期間、
味を保ったまま納豆を保存することができるようになります。
納豆の味や栄養が冷蔵保存してもあまり変わらない理由は、
納豆菌という納豆の栄養を担っている菌が大きく関係しています。
実は納豆菌は、周りの温度が20℃前後になると発酵し始めますが、
それよりも涼しい温度では、発酵活動を休むという特性があるのです。
そのため、冷凍しているときは、発酵活動が穏やかになり、
味や栄養をあまり変化させずに、長い期間保存することができます。
納豆の冷凍保存が可能な期間は、1か月程度です。
1か月を過ぎると味や栄養価もどんどん落ちていくので、
1か月過ぎる前には冷凍した納豆を食べるようにしてください
納豆の冷凍保存、レンジを使う場合の注意点とは!?
納豆はどのように冷凍保存すると、1か月しっかりと味や栄養価を落とさずに
うまく保存することができるのでしょうか?
納豆の味と栄養価を変えずに保存するためには、納豆を密閉した容器で
保存することがとても大切です。
納豆をパックから出して、タッパーに入れて冷凍保存するか、
パックのままラップで包み、フリーザーバッグに入れて保存すると、
密閉した容器で納豆を保存することが、可能になります。
続いて冷凍保存した納豆の解凍方法を紹介します。
冷凍した納豆の一番良い解凍方法は、食べる前日くらいに冷凍保存した
納豆を冷蔵庫に移して解凍する方法です。
室内で解凍しようとすると、せっかく冷凍保存していた納豆の味や栄養価が
損なわれてしまうことに繋がるので、できれば前日から納豆の解凍を
冷凍するようにしてください。
また、レンジで加熱することも、納豆の栄養成分が減ってしまうことに繋がります。
どうしてもすぐに冷凍した納豆が食べたい!という場合は、
冷凍した納豆をレンジで20秒から30秒だけ解凍すると良いそうです。
まとめ
今回は納豆が冷凍保存することで、1か月ほど味と栄養価を保ったまま
保存することが、可能になるということが分かりました。
納豆を冷凍保存する場合は、しっかり密閉された容器で保存することが大切です。
冷凍した納豆は、味と栄養成分をできるだけ保つために室内解凍や
レンジによる解凍をするのではなく、納豆を食べる前日から冷蔵庫に移して
納豆を解凍することがお勧めです。
どうしても早く納豆が食べたくなってしまった場合でも、レンジを使った解凍は
短い時間だけに留めるようにしてください。