日本学生支援機構(JASSO)に、奨学金を申し込んで審査結果が届かないと、
今後の生活の見通しが立たず、不安な気持ちでいっぱいになってしまいますよね。
6月には申し込みが完了しているのに、まだ結果が分からない・・・
審査結果が分かるのは、10月に入ってからです。
もう少し早く知らせてほしいですよね。
奨学金の審査基準に、親の借金や年収が関係しているのか?
奨学金審査に落ちる人の特徴と、落ちないためのポイントについてまとめました。
目次
奨学金審査に親の借金や年収は関係あるのか?どこまで調べてる?
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金は、経済的な問題があっても学びたい学生が
学べるようになることを目的としています。
住宅ローンや車のローンは、審査が厳しく借金があったり、年収が基準に
達していないと、容赦なく落とされてしまいます・・・
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金の場合は、申し込み条件を満たしていれば
審査に落ちる確率は限りなく低いのですが、やはり審査基準があります。
審査に落ちる可能性が高いのは、次にあてはまる場合です。
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世帯の年収が高すぎる。
大学の場合、世帯収入が800万円前後あると、上限にひっかかる可能性があります。
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親が債務整理中、クレジット会社からブラックリストに入れられている。
借金やローンがある場合、毎月きちんと返済していれば問題ない。
自己破産して債務整理中であったり、クレジット会社への月々の返済が
滞っていたりすると、審査に落ちる確率が非常に高いです。
奨学金審査に落ちる人はどんな人?落ちないための対策は?
奨学金審査に落ちる人の特徴についてまとめました。
①世帯収入が上限にひっかかった。
②連帯保証人に返済能力なし。
③学業成績が奨学金を貸し出すレベルに達していない。
④申し込みをした学生に就学意欲が感じられない。
残念ながら①と②で審査落ちしないようにすることはできません。
③と④については対策がとれます。
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金には、無利息の「第一種奨学金」と
3%を上限とした利息が発生する「第二種奨学金」とがあります。
当然のことですが、無利息の第一種奨学金の方が競争率が高いです。
そのため第一種奨学金の方が、審査が厳しくなります。
高校1年生~申し込み時までの成績の平均が、3.5以上必要です。
申し込みをする時の選択肢には3つあります。
①第一種のみ希望
②第一種に落ちたら第二種を希望
③第一種と第二種の併用を希望
①を選択した場合は、審査に落ちる確率は高まります。
利子が発生するといっても、ここ数年間では利息は1%程度です。
低金利をセールスポイントにしている銀行の教育ローンでも、
3%近くの利息がつきます。
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金は、良心的と言えるので
第一種にこだわらない姿勢も、必要ではないか?と思います。
まとめ
いかがでしたか?
結果が分かるまでに、4ヶ月ほど日数がかかります。
10月といえば、進路希望先も具体的に決まっている時期ですね。
万一奨学金審査に落ちてしまった場合、どうするのかについては、
保護者とよく話し合っておくことが大切だと思います。
備えあれば憂いなしです。
最後までお読みいただきありがとうございました。