最近では一軒家ではなく、アパートやマンションで暮らしている方も
増えてきました。
老後のことを考えたとき、一軒家とアパートやマンションでは、
かかるリスクが異なります。
今回は、老後に一軒家に住む場合と、アパートやマンションなどの
賃貸住宅に住む場合では、どちらが良いのかを調べてみました。
一軒家を持つか、ずっと賃貸住宅で暮らすかを迷っている方は、
是非参考にしてください。
目次
一生賃貸はデメリットしかない?それともメリットはある?
まず、一生賃貸で暮らす場合のメリットとデメリットについてご紹介します。
一生賃貸で暮らす場合のデメリット
◆改築、壁に穴を開けるなど、リフォームができない
特に老後は、体の負担を減らすために壁に手すりをつけたり、お風呂場を
リフォームしたいと感じる方も多くいます。
賃貸の場合は、自分達の希望だけでは家の内装を自由にリフォームすることが
できないというデメリットがあります。
◆家賃を払い続けなければならない
一軒家の場合はローンが払い終われば、家賃のような家に対する出費が
なくなります。
しかし賃貸の場合、毎月一定の家賃を払い続けなくてはなりません。
一生賃貸に住む場合のメリット
◆家族構成や住環境の変化に応じて、その都度新しい物件に引越し
することができる。
自分の都合で引越しをしやすいのは、賃貸に住む大きなメリットです。
◆隣人とのトラブルが起きても、対応しやすい。
最近では隣人とのトラブルに悩む人も多くいます。
賃貸に住んでいる場合は、どうしても耐えられなくなったときには、
引越すという最終手段が可能なのは大きいメリットです。
一生賃貸住宅で暮らすことには、デメリットしかないという訳ではなく、
一軒家で暮らしている場合とは、違ったメリットもあるということが分かりました。
一生賃貸割合は?持ち家にこだわる理由ってある?
最近では賃貸で暮らしている方も増えてきましたが、まだ一生賃貸で暮らしている人
の割合は全体の2~3割程度にとどまっています。
どういった理由で、持ち家にこだわる人が多いのでしょうか?
持ち家にこだわる理由
◆この先もずっと家賃を払い続けることに不安を感じる方が多い。
退職後には、働いている時のように安定した収入を得ることができないため、
家賃が毎月あることに強く不安を感じる方が多くいます。
◆賃貸物件によっては、高齢者の入居が断られてしまう場合がある。
物件の管理者側の意見ですが、入居者がきちんと毎月の家賃を払ってくれるか
どうかを不安に感じると、入居を断わる場合があります。
このような理由から、日本ではまだ持ち家で暮らしたいという方が多いです。
一生賃貸で暮らしても良いという方が、少数派のようです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、一生賃貸物件に住むメリットと、デメリットについて調べてみました。
持ち家だと、ローンの返済が終われば家に対する支払いはなくなりますが、
高額な出費をしなくてはいけません。
そのため賃貸物件の方が、お得なのかも…と考える方のも当然のことです。
しかし、賃貸物件だと一生涯家賃を払わなくてはいけません。
そのために、賃貸物件と持ち家ではかかる費用にあまり差がなくなる場合もあります。
自分のライフスタイルに合わせて、持ち家を購入するか、一生賃貸住宅で暮らすかを
判断してください。