冬になると洗い物で手があれるのが気になりませんか?
こまめにちょっと高級なハンドクリームを塗るようにしていても、いつの間にか
手の甲や指の間がカサカサになっています。
洗い物にお水を使うと手が冷たいし、油汚れが落ちにくいのでお湯を使うのですが、
そうすると指先がパックリ割れて血が出る事もあります。
とくに何かとよく使う人差し指の先が割れると、スマホやパソコンを使う時にも
支障が出ます。
毎年冬になると、手荒れに悩んでいたのですが、実家の母からのアドバイスで、
今年はゴム手袋を使いました。
大好きなオレンジ色の花柄模様のゴム手袋を見つけたので、面倒な洗い物でも
テンションが上がります。
水を触らない安心感があり、最初は不便もなくとても快適でした。
しかし使っているうちに、洗い物の後に自分の手が臭くなっているような気が
したのです。
最初は気のせいだと思い気にしないようにしていましたが、だんだん臭いが
強くなって、手を石鹸で洗っても臭いが落ちません。
せっかく手荒れ対策に絶好の方法を見つけたと思ったのに、ちょっとがっかりです。
しかし諦めてはいけません。
ゴム手袋を使った後の臭いの原因を調べ、臭くならない対策も考えてみました。
目次
ゴム手袋使用後の手の臭いが取れない!臭いの原因はムレだけなのか!?
ゴム手袋は、水を全く中に通しませんが、その分通気性がありません。
お湯を使って洗い物をすると、手袋の中に熱だけ伝わってきて、手が温かくなり
手汗をかきます。
通気性が無い所に、手汗で湿気が出たら、ゴム手袋の内側はムレます。
しかし、手袋を使い終わってから干す時は、外側を表にしたまま吊るすだけなので、
内側のムレは残ります。
一定の温度を保った手袋の中に手汗が残ると、汗が酸化して臭いが発生します。
これが手袋の臭いの原因です。
しかしゴム手袋の中から発生する臭いの原因は、ムレだけではありませんでした。
手の皮膚には、カサカサの時でもいくらか皮脂が浮いています。
ここには皮脂汚れのたんぱく質も混ざっています。
ゴム手袋を使っている時に手袋の内側にこの皮脂汚れが付着すると、
手袋の中には菌が繁殖します。
特にお湯を使って洗い物をすると、ゴム手袋の中の温度が上がるので、
ムレて湿気のある環境も手伝って雑菌が一気に繁殖します。
これがもう一つの悪臭の原因です。
ゴム手袋の中は汗や皮脂が付着するので、きれいに洗わななければ、
どんどん臭いが強くなります。
この汚れは、ハンドソープで洗うと落とす事ができます。
ゴム手袋を指先まで裏返しにして、水やぬるま湯ですすいだ後に
ハンドソープで洗います。
汚れと泡をすすいだら、裏返しのまま干します。
しかし毎日ゴム手袋の中まで洗うのは、ちょっと面倒に感じるかもしれません。
その場合は夜に使い終わったら、内側にアルコールスプレーを吹きかけて
干しておいきます。
アルコールは菌の繁殖を防ぐので、臭いを防ぐ効果もあります。
こうして手袋の中の臭いが防げますが、手についた臭いは洗っても
残ってしまいます。
この臭いを取る方法を調べました。
手に残ったゴム手袋の臭いを取る方法
- ステンレスソープで洗う
手に残った魚などの生ものの臭いを消すためのステンレスソープは、
ゴム手袋の臭いを消す効果も、あります。
ステンレスソープの代わりに、キッチンの水道などステンレス製の物で
手をこすり洗いしても臭いが消えます。
- 消臭石鹸を使う
ドラッグストアなどに消臭用の石鹸があります。
これを使うと、生ものやゴムなど手に残った嫌な臭いを消す事ができます。
- 油で手を洗う
皮脂や汗で臭いが発生したゴム手袋が手に移った時は、食用油で
落とせます。
皮脂も同じ油なので、食用油で落ちる性質があります。
ここでごま油など香りが強い油を使うと、次にその臭いが手に残るので
気をつけて下さい。
- 砂糖で洗う
砂糖には殺菌や洗浄効果があり、嫌な臭いを消してくれます。
砂糖で手を洗うとたんぱく質を保護するので、手の皮膚も
守ってくれます。
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ゴム手袋のゴム臭いをどうにかしたい!お手入れ次第でスッキリ清潔に!?
ゴム手袋を使っていて、だんだん臭いが強くなった時の対処法を
説明しました。
しかし、ゴム手袋を使っている時に気になる臭いって、これだけでは
ありませんよね?
可愛い模様のゴム手袋を買って喜んで使おうとしたら、ゴム臭さが
強い手袋だった時があります。
売っている時はビニールの袋に入っていたので気が付きませんでしたが、
使おうと中から出したらゴム臭さが強くてそれが気になって使わなかった事が
ありました。
でも調べてみたら、使う前のゴム臭い臭いは消す事ができるそうです。
素材によるゴム臭いを取る方法
- 風にさらす
使う前に裏返しにして、風通しの良い日陰に干しておきます。
1週間程度で気になるゴム臭さは無くなります。
- 重曹水につける
洗面器などの容器にぬるま湯500ml+重曹大さじ2杯を溶いて、
その中に裏返したゴム手袋を浸します。よく浸したら風通しの良い場所に、
乾くまで干しておきます。
まとめ
手荒れ予防でゴム手袋を使う時の、臭いの原因と予防方法を紹介しました。
ゴム手袋を使った後は表側を洗っても、中まで洗う事は少ないと思います。
しかし内側こそ、しっかり洗わないと手の汗や皮脂汚れで菌が発生して
臭くなります。
また、ゴム手袋の臭いが手について落ちない場合、生ものの臭いを取る
ステンレスソープや消臭用の石鹸で手を洗うと臭いも落とせます。
ぜひ試してみて下さい。
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