コールセンターの求人情報を見てみると、他の業種の仕事と比べて、比較的高めの
時給が設定されているのが目立ちます。
そして仕事時間は、完全シフト性になっているので、ほぼ残業をする事が無く
定時に帰る事ができます。
人を相手にする仕事ですが、相手は電話の向こうにいるので姿を見られる事はなく
ラフな服装で出社できます。
時給が高くて残業なしで、服装が自由なコールセンターの仕事は、私にとって
恵まれすぎていて夢みたいです。
でも実際にコールセンターの仕事をしている高校時代からの友人は、仕事の
ストレスに悩んでいます。
そしてどうにも、ストレスの解消方法が見つからず、転職まで考えるように
なりました。
この友人のストレスを何とかするために、コールセンターで働く人のための
ストレス解消方法を調べました。
目次
コールセンターのストレスが限界に!?もう退職しかない!?
コールセンターで働く女性のストレスや悩みは、一般的に次の3つのパターンに
分かれます。
1. コールセンターの仕事でクレーム処理が多く、怒られてばかりで気分が落ち込む。
2. 電話の相手に説明している内容をなかなか理解してもらえず、この仕事に
向いていないのかと落ち込む。
3. この仕事を続けていても、出世が無く結婚の目途も立たなくて、将来に不安しかない。
コールセンターのカスタマーサポートでは、クレーム処理に追われることがあります。
冷静にクレームを伝える人もいますが、中には感情的になり汚い言葉でののしる人も
います。
毎日、何十人ものクレーム処理を行うと、休憩中の同僚との会話もクレーマーに
ついての愚痴が多くなります。
これでは仕事にやりがいを見つけられず、気分が落ち込みストレスが溜まっても
仕方ありません。
仕事の内容が、クレーム処理の時は、仕事とそれ以外の時間をきちっと区別して
割り切れるように、切り替えた方が良そうです。
休憩中は、必ず会社の外に出てリフレッシュし、仕事の後はスポーツなど
集中できることを行って、頭の中から仕事をシャットアウトします。
ストレスの原因が「自分にはこの仕事が向いていない」という悩みの時、
一人で抱えていても解決するのに時間がかかります。
コールセンターで働くときに、最初の数週間は研修を受けます。
そこで指導にあたってくれた先輩や上司がその後もフォローにつき、電話での対応が
正しく行えているのかチェックしています。
「説明が上手くできない」「お客様の問題がスムーズに解決させられない」と言う
悩みは、指導者がフォローするべき内容です。
先ずは先輩たちに相談しましょう。
上手に解決に導いてくれるかもしれませんし、本当は悩むほどの事ではないかもしれません。
このままここで仕事を続けていて大丈夫なのかと、自分の将来が不安になる事は、
誰にでもあります。
漠然とした不安として感じている人もいますが、それをストレスと感じる人も中にはいます。
自分は、もっと出世してもいいはずなのにコールセンターで終わらせたくないと考えるなら、
スーパーバイザー(SV)になって、キャリアアップしてみてはいかがでしょうか?
ストレスを抱え続ける事は、心身の健康に良くないので我慢する必要はありません。
しかしストレスから解放される方法が、退職だけでは寂しくなります。
コールセンターのストレス、SVはきついと言われる理由とは!?
コールセンターで働く人は、テレホンアポインターやカスタマーサポートだけではなく、
SVと言う職種がある事をご存知ですか?
SVは、スーパーバイザーの略で、新しく入ったスタッフの育成やチームの管理を
行います。
コールセンターなどで活躍するのは、女性が多いのですが、SVのような管理者に
なると女性はまだまだ少ないのが現状です。
そしてコールセンターは、ストレスが多かったのですが、SVにもその立場ならでは
のストレスがあります。
ストレス① 部下がそれぞれ抱えている悩みを解決してあげなければいけない事。
ストレス② 売り上げなどの数字を意識して働くあまり、気持ちを理解して
あげられなくなりそうなこと。
SVは、部下一人一人の能力を理解してスキルをあげ、チーム全体をまとめなければ
いけません。
企業のイメージを上げて売り上げを伸ばすためのマネジメントをして、結果を出す
必要があります。
コールセンターのスタッフの時と比べて抱えるストレスは、はるかに大きくなりますが
SVとして身に着けたスキルや経験は、他の職種に転職する時にも役立ちます。
まとめ
コールセンターで働いている高校時代からの友人は、連続するクレーム処理で
お客様から罵声を浴びせられる事がストレスになっていました。
この友人の悩みを知り、週に1回一緒にヨガ教室に通い始めました。
職業が違う私と一緒にいると、お互いの仕事の話題は少なくなります。
ヨガに集中することも仕事のことが忘れられて、気分転換になっています。
友人はストレス解消に成功して、コールセンターの仕事をまだ続けています。