小学校の教員の仕事は、超過勤務と持ち帰り仕事が当たり前なようです。
また、休日は部活・保護者対応と休みはありません。
3割を超える教員が、過労死のリスクが高まる月80時間以上の残業をしています。
しかも、残業した分の手当てが出るのではなく、一律で支払われるだけです…
これって、ブラック以外の何物でもないですよね…
それでもなぜ、小学校の教員を目指す人が多いのか?不思議に思いませんか?
多くの先生方は子供が好きで、教育に関わりたいという強い熱意を持っています。
熱意がなければ正直やってられない仕事です。
小学校の先生方の実態を知り、先生を見る目が変わりました。
先生方はとても、がんばってますね。
目次
教員の労働時間は?超過勤務当たり前のブラック!?実態は?
基本的には、朝8時~夕方5時までが勤務時間です。
でもやらなければならないことが、あまりにも多いため朝7時には職員室に入り、
帰宅するのもかなり遅い時間、あるいは家に持ち帰って仕事をしなければなりません。
朝から夜まで息をつく間もなく、仕事に追われているのです。
小学校時代を振り返ると、先生方は皆声も大きく元気だったけど、すごい量の仕事を
抱えていたんだなぁと改めて尊敬します。
教員がどんな仕事をしているかをまとめました。
・授業準備
授業の組み立てを考えたり、授業で使うプリントを用意したり、テストの採点など
を行います。
・教員同士のミーティング
・行事の準備
・部活動の指導
・気になる生徒や保護者の対応
・電話、面談、保護者会など
実際学校で生徒がいる時間は生徒対応で、自分の仕事をしている時間はほとんど
ありません。
その結果、先生方は超過勤務が当たり前になっています。
教員の残業時間は?残業代出ないって本当!?実態はどうなの?
残業が多くても、働いた時間のお金が出れば、仕事を頑張ろう!
という力もわいてきます。
ところが教員には残業代は、支払われません。
民間の会社で残業未払いなら、ブラック会社を相手に訴えることもできます。
でも小学校の先生は、訴えることができないのです。
あらかじめ給料の4%支払うから、残業はどれだけしても払わないからね~と
給特法という法律に定められているからなんです。
この4%を具体的な数値で示すと、週に2時間弱あたりの残業代にしかなりません。
これじゃ、全然足りてませんけど!?
現段階ではこの給特法を改訂すると、先生の残業代だけで1兆円を超えてしまうそうです。
国の予算が足りず、文部省は改訂に消極的です。
現在先生方は、大きな葛藤を抱えながらも、生徒達のことを考えて頑張っておられます。
保護者も、教員の大変さを少しは理解して、モンスターペアレントになりすぎないように
心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
小学校教員の実態を知って、本当に驚いてしまいました。
過労死リスクが高まる残業時間を超えて、働いている先生方もたくさんいます。
残業代を払う予算がないのなら、残業をしなくてもよくなるように、教員の仕事への見直しが問われるべきだと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。