長く一緒に人生を過ごすことができるご夫婦も増えてきましたが、悲しいことに
パートナーが先に亡くなってしまうこともあります。
もう一度独り身になってから、ずっとそのまま人生を過ごしていく、
という方法もありますが、残りの人生を独りで過ごしていくことはとても
寂しいですよね。
今回は、パートナーと死別して再婚を考えている際、知っておくべきことに
ついて調べてみました。
まずは、死別後に再婚するとなった場合の戸籍はどうなるのか?
再婚前に知っておくべきポイントを紹介します。
再婚前に知っておくべきこととしては、再婚するために必要な期間です。
女性の場合は、死別後100日が経過後でないと、再婚することが出来ないと
いうことになっています。
しかし、死別時に妊娠していなかった場合、死別後に出産した場合については、
この期間の制限はなくなります。
死別後2年程度は経過していない場合、再婚するとなると周りの人から
驚かれてしまうこともあるようです。
また、三回忌や七回忌を節目と考える人も、まだ日本には多いようです。
次に、再婚する場合、戸籍をどうしたらよいのかについてご説明します。
女性の場合、夫と死別した後も、自分の戸籍はそのまま前夫の戸籍の中に
残っています。
再婚すると、再婚相手を筆頭者とした新たな戸籍が作られる事になるので、
特に何もする必要はないようなので、安心してください。
目次
死別で再婚する場合の仏壇やお墓参りはどうするのが良い?
死別したパートナーのお墓の管理は、どのようにするのが良いのでしょうか?
お墓の管理は、以前のパートナーとの間に子どもがいる場合、子どもに管理して
もらうのが最も良い方法です。
子どもが小さいうちは、自分で管理する必要がありますが、大きくなったときに
管理を引き継いでもらいましょう。
死別したパートナーの親がご健在であれば、親にお願いすることもできます。
死別したパートナーの親に、前夫のお墓の管理をお願いした場合、親が亡くなると
親族が引き継いでくれます。
仏壇にも似たような問題があります。
仏壇については、処分することも可能なようですが、処分せずに自分でそのまま
管理することもできます。
しかし、その場合は再婚相手とよく話し合った上で、管理方法を決めるのが
おすすめです。
死別で再婚は子供がいると難しい!?子供の気持ちはどうなのか?
パートナーとの死別後に再婚する場合でも、自分の気持ちだけではなく子供の気持ちを
配慮する必要があります。
新しい親に馴染まない子供は多くいます。
また、表面的には馴染んでいるように見えても、心の中では新しい親を受け入れて
いないという場合もあるようです。
再婚する前に、再婚することについての子供の気持ちを、ゆっくり時間をかけて
聞くことが大切です。
再婚を考えている相手と子供と一緒に食事をするなど、子供が再婚を考えている相手と
コミュニケーションを取ることができる機会を、少しずつ作るようにしてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、パートナーと死別してから再婚する際に知っておくべきポイントと、注意する
べきポイントについて紹介しました。
自分の新しい人生をしっかり歩んでいくために、再婚するときに必要なことを
きちんと知っておきましょう。