先日スーパーの朝市に偶然行く事があり、卵10個入り1パックが98円で売っていました。
いつも安くても、158円くらいなのにこんなに安かったら、もちろん躊躇なく即購入!
しかし私は一人暮らしで、仕事が忙しいと夕食は外で済ませてきます。
お弁当は作ったり作らなかったりで、朝ごはんは簡単に食べられるスープ等しか食べません。
このように生活感が無い私が、安さだけで卵に飛びついたので、あっという間に
賞味期限が切れました。
冷蔵庫の中にまだその卵が6個も残っています。
昔母親が、腐った卵を食べると食中毒になるから気を付けるようにと言っていました。
賞味期限が切れたこの6個の卵は、捨てるべきなのか?
賞味期限切れの卵の対処方法について調べたので、ここで紹介します。
目次
卵の賞味期限切れ半熟でも食べられるのか?注意点を紹介
卵には、賞味期限が必ず記載されています。
賞味期限とは、決められた方法で保存した場合、安全においしく食べられる期限の事です。
そして卵の場合は、安全に美味しく「生食」できる期限が設定されています。
賞味期限は、サルモネラ菌が増殖しない事が基準で決まっていて、夏は産卵から16日以内、
冬は57日以内に設定されています。
サルモネラ菌は、卵食中毒の原因菌です。
この菌は、サルモネラに感染している鶏から、殻に付着することが知られていますが、
感染した鶏は、中にサルモネラ菌がいる卵を産む事もあります。
卵の賞味期限は「生食」が前提なのは、生の卵には殻の中にサルモネラ菌が侵入しやすく
なるためです。
しかし熱に弱いサルモネラ菌は、75℃の温度で1分以上、または65℃以上の温度で
5分以上の加熱で死滅します。
したがって、賞味期限切れの卵は生では食べられませんが、加熱調理をしたらまだまだ
食べられるのです。
しかし、ここに注意点があります。
それは「半熟玉子」の場合で、これは「生卵」と同じ扱い方になります。
その理由は、半熟では真ん中までサルモネラ菌が、死滅するほどの高温や加熱時間で
調理されていない可能性が高いからです。
卵の賞味期限切れレシピ!?無駄なく安全に食べる方法とは?
賞味期限が切れても、ちゃんと加熱した卵料理は食べても大丈夫です。
そして卵は、殻を割らないでそのまま保存したら、生で長期間保存しても腐りません。
それは殻や膜で守られているからです。
しかし殻が濡れていたり、少しでも割れていると、そこからサルモネラ菌や雑菌が
侵入します。
賞味期限が切れた卵でも、冷蔵庫で殻を傷めずに保存しているのなら、2週間くらい
までなら安心して加熱調理して食べられます。
<賞味期限切れの卵のおすすめレシピ>
卵を黄身の中心まで加熱できるように10分以上時間をかけて茹で、固ゆで卵を作ります。
冷水に取り冷ましている間に、鍋に醤油・みりん・水・酒を入れてさっと煮たたせて火を止めます。
タッパーの中に冷めたタレと殻を剥いた茹で卵を入れて、一晩冷蔵庫に入れたら完成です。
豚肉・カットしたゴーヤを油で炒めたら、塩コショウで味付けします。
そこに溶き卵を回し入れて卵に火を通します。
最後にカットしておいたトマトを入れてさっと強火で炒めて出来上がり。
茹で卵を作っておきます。
手羽元はポン酢・出汁醤油・水・砂糖で柔らかくなるまで煮ておきます。
そこに殻を剥いた茹で卵を入れて、卵に煮汁の色がつくまで煮たら完成です。
まとめ
賞味期限が過ぎた卵は、すぐに腐るわけでなく、サルモネラ菌の増殖の可能性が増えます。
しかし、賞味期限が過ぎた卵も、加熱調理したら心配なく安全に食べられる事が
わかりました。
賞味期限が過ぎて2週間くらいまでなら、卵は食べられます。
残ってしまった6個の卵は、スープや味玉、野菜と一緒に炒め物にして消費できました。
これからは、卵の賞味期限にびくびくせずに安心して食べられます。
この記事が、皆様のお役に立てたら幸いです。