一時期、近くのスーパーではココナッツオイルが、バカ売れ状態で品不足が
続いていました。
職場でも、ダイエットや健康を気にする人たちに、ココナッツオイルは大人気!
ココナッツオイルを職場に常備し、飲み物やお弁当に振りかけていました。
でも痩せてる様子が全然ありません。
逆にますます太っているような気すらします…
私は、ヘルシーと言えどオイルなので、カロリーが気になりマーガリンの
代わりにパンに塗る程度でした。
ココナッツオイルは植物性だし、動物性よりも身体には良いよね♪と
思っていたのですが、思いっきり勘違いしてました・・・
ななななんとココナッツオイルには、ベーコンより多い動物性の油脂の
成分である飽和脂肪酸が、たっぷりと含まれていたのです。
そりゃあ食べ過ぎたら、様々な健康被害も出るのも納得です。
ココナッツオイルとは、どんな油脂で悪い効果しかないのでしょうか?
目次
ココナッツオイル効果なし!?健康効果は嘘!?その真相は!?
油脂は飽和脂肪酸と、不飽和脂肪酸に分けられます。
☆飽和脂肪酸
動物性の油脂に含まれ常温では固体
☆不飽和脂肪酸
植物性の油脂に含まれ常温では液体
ただし植物性の一部のものは、飽和脂肪酸を含んでいる。
ココナッツオイルやパーム油など
飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やす働きがあるため、肥満や血液を
ドロドロにし動脈硬化などを引き起こすため摂りすぎに注意するよう
呼び掛けられています。
ココナッツオイルも、飽和脂肪酸を多く含んでいるのですが、
その量が、なんと豚の脂身やベーコンをはるかに超えているのです。
そのためココナッツオイルを摂りすぎると、肥満や動脈硬化になる
リスクが高まります。
でもココナッツオイルは痩せる油として、人気が爆発しましたよね!?
どのような理由からココナッツオイル=痩せる
という話が出たのでしょうか?
ココナッツオイルは体に悪い!?痩せるという話は嘘だった!?
同じ職場の40代の女性がこんな話をしていました。
「子供を3人産んでから増えた体重が全然減らない。
職場も1日中座りっぱなしだし、家に帰っても運動する時間がない。
食べる量も我慢できない。
ココナッツオイルは食べ物や飲み物に入れるだけで、
新陳代謝が高まって痩せるらしいよ~」
ココナッツオイルに、新陳代謝を上げて痩せる効果があると注目されたのは、
ココナッツオイルに「中鎖脂肪酸油」が含まれているからでした。
中鎖脂肪酸油には新陳代謝を上げる作用が確認されています。
でも中鎖脂肪酸油を摂ることで痩せられるのは、高濃度の中鎖脂肪酸油を
摂取した場合の話です。
スーパーなどで市販されているココナッツオイルには、せいぜい15%程度
しか含まれておらず、これくらいの濃度では新陳代謝が上がり、
減量につながることはないそうです。
ココナッツオイル食べるだけで痩せる神話を信じて、ココナッツオイルばかり
食べていると痩せるどころか、肥満一直線に突っ走っているのと同じことです。
まとめ
いかがでしたか?
市販のココナッツオイルを摂取することで、ダイエット効果を期待している人は、
今すぐ見直した方が良いでしょう。
アレルギーの心配もあるため口に入れたり、肌につけたりする場合は十分に
気をつけたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。