サハラ砂漠の緑化計画!?ゴミを撒いて緑化が進む?その真相とは!?

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サハラ砂漠は、アフリカ大陸の北部に位置する砂漠です。

周辺地域では、深刻な食糧不足が起きています。

現在、日本人が関わっているサハラ砂漠の緑化計画の1つに、ゴミを撒いて農地を作る

という取り組みが行われています。

どのような経緯でゴミを撒いて緑化が進むのか?

サハラ砂漠の緑化におけるメリットとデメリットについてもまとめました。

砂漠の緑化の良し悪しを考えてみませんか?

目次

サハラ砂漠の緑化の影響とゴミを撒いて農地ができる理由とは?

現在行われている「ゴミを撒いて農地を作る」取り組みで、使われるゴミは、都市で出た

生活ゴミです。

生ゴミがメインになるため有機物がたくさん含まれています。

生ゴミから堆肥を作る家庭用の機械も販売されているので、生ゴミが栄養になることは

私にも何となく分かります。

アフリカの都市で出るゴミには「植物の種やビニール袋」が、多く含まれています。

なぜゴミを撒くと、植物が生えるのか?

その過程を簡単にまとめます。

①雨期にシロアリがゴミの周りに集まり巣を作る。

②ビニール袋などが雨水を受け止め保水力が高まる。

③シロアリと保水力のおかげで土が柔らかくなる。

④ゴミの中に含まれている種子から芽が出る。

アフリカでは、ヒエやカボチャがよく食べられるので、柔らかくなった土に撒くと自然に

芽が出る仕組みです。

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ヒエやカボチャ以外の種子も、含まれているため、どんな芽が出るか分からないところも

面白いです。

サハラ砂漠が緑化している!?緑化のメリットとデメリットは?

サハラ砂漠でアフリカの主食であるヒエや、その他に植物がたくさん育てば深刻な

食糧不足の解消に貢献します。

サハラ砂漠が完全に緑化したからといって、貧困問題が解決するわけではありません。

しかし今よりも、食糧が増えることは確かです。

その他に植物が育つことで、水を土中にとどめる保水力が高まるため、海面の水位上昇を

抑えるというメリットもあります。

その一方でこんなデメリットも指摘されています。

①生態系を壊す

砂漠から恩恵を受けている生物もたくさんいます。

砂漠にしか住めない生物もいれば、鉄などの栄養素を含んだ砂が海に流れ出ることで

そこから栄養素を摂取している海に生息する生物もいるのです。

また砂漠を緑化させるには、近くの川などから、大量の水を引き入れないといけないため

他の地域で水不足を招く恐れがあります。

②莫大な費用がかかる

広大な砂漠を緑化させるためには、多額の工具を購入・導入する費用や人件費がかかります。

この費用は、ボランティアや寄付により賄われるのですが、十分な費用を集めるのが難しいという問題も指摘されています。

まとめ

いかがでしたか?

先日テレビで砂漠の緑化計画に参加している日本人の活動を

知りテーマに選びました。

メリットだけでなくデメリットもあるので、緑化計画に手放しで

賛成することはできません。

でも他国の食糧不足で苦しんでいる人達のために、

活動している日本人の存在を忘れてはいけないと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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