雨水をそのまま飲むのは問題ない?自作のろ過器で飲み水にする方法とは?

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ここ数年間、日本各地で地震や水害のような自然災害が増加しているように感じられます。

特に夏の雨の降り方は尋常じゃなく、降り出したら同じ場所に発達した雨雲が

次々と流れ込み、川の氾濫などを引き起こしているのをニュースや新聞で、目にする事が

増えました。

水害にあっても、電気・ガスと一緒に水道も使えなくなり飲み水に困ります。

しかし、外には雨水がたくさんあるので、雨水をそのまま飲むことができたら

どんなに便利な事でしょう。

目次

雨水を飲料化する方法!簡単なろ過機の作り方!

 

数年前の夏、ある地域に大雨が降って川が氾濫しました。

氾濫した川の水で家や車が流されて、流されなかった家にも土砂が流れ込んで

大変な被害が起きました。

この地域の近くに、友達家族が住んでいましたが、大雨だけで洪水や川の氾濫の

ような災害は免れました。

しかし翌日に、予期せぬ事態に巻き込まれました。

水道管の復旧作業のため、翌日から3日間友達の家の水道も止められたのです。

まさかそんなに長い時間、水道が止められると思っていなかった友達一家には、

2ℓのペットボトルに入った水が5本と、お風呂に貯めてあった残り湯、

外の大きな容器に大雨でたまった大量の雨水しかありません。

友達一家は、残り湯と雨水をトイレの水として使い、お風呂は離れた地域の銭湯を

利用しました。

食事は、車で30分かけて外食と惣菜の購入に頼り、なんとか持ちこたえる事が

できたそうです。

今後も大雨が続いた時に、いつ自分の見に水害が起こるかわかりません。

そのような時に、水が無いととても困るとテレビで見たことがあります。

しかし、大雨が降っている時に外で雨水をためておいて、それを飲み水として

そのまま飲めば問題ないのではないでしょうか?

雨水に詳しい情報サイトを中心に調べてみると、雨水は飲料として使える事が

わかりました。

しかし、降り始めの雨は、雨水中に大気中の有害物質を含むので、飲料として用いる事は

良くないそうです。

そして、本降りになると、雨水中に有害物質は含まれなくなり、蒸留水のような水質に

変わります。

本降りの雨は、飲料に用いることができます。

もしも本降りの水でも、容器にためている段階で、雑菌が入り込んで繁殖する

可能性があります。

したがって、貯めた雨水をそのまま飲まず、濾過と煮沸を行って飲料化するのが

好ましいそうです。

濾過するには、携帯用の浄水器や濾過機の使用が簡単なのですが、それらの用意が

されていない時は簡易ろ過機を作る事ができます。

簡易ろ過機の作り方

ペットボトルの底を切り取り、逆さにして漏斗を作ります。

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ここに小石・炭・砂・ガーゼの順番で詰め、キャップに小さい穴をあけて

そこから濾過した水を出します。

これを10分間加熱すると、飲料水として飲めるようになります。

雨水の消毒は煮沸すれば安全で安心?

雨水は、ろ過してから煮沸消毒すると、安心して飲めることがわかりました。

しかし、ろ過するための炭などがその場に無い時は、煮沸消毒だけで

安心なのでしょうか?

雨水は、降り始めには有害物質などが含まれますが、本降りでは蒸留水のような

水質に変わります。

しかし容器に貯めている時に、何が混入するかわかりません。

そして、一度地面に落ちた水を川や池からくんで飲む場合は、濾過しなければ

不純物が含まれている可能性が高いです。

煮沸をするのは、雨水に大腸菌などの有害な菌が含まれていたら危険なので、

その菌を死滅させるためです。

菌は定められた温度設定で、定められた時間をかけて沸騰させると死滅させられます。

まとめ

貯めた雨水をそのまま飲料として飲む事は、最近や有害物質の混入が疑われるので

望ましくありません。

しかし、災害用に雨水をためておけば、濾過+煮沸消毒で飲料化できます。

濾過はペットボトル・小石・炭などを利用してできますが、災害時やアウトドアで

使うためのろ過フィルターも売っています。

非常用の食料と一緒に、ろ過フィルターも用意すると安心できますね。

この記事がみなさまのお役に立てたら幸いです。

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