みなさんはパクチーという食べ物についてご存知ですか?
パクチーは独特な匂いを放っていますが、健康や美容に効果がある食べ物です。
ドクダミと同じ匂いとも言われることがあるパクチーですが、
パクチーとドクダミはどう違うのか、またパクチーの栄養素と効果について
ご説明いたします。
目次
パクチーとドクダミは同じ匂い!?カメムシとも似てるけど!?
パクチーの匂いを例えると、カメムシやドクダミなどの匂いに似ているようなのです。
しかし、パクチーとドクダミは違いますよね。
パクチーは、コリアンダーという名前でも呼ばれています。
パクチーが好きな人のために、パクチー専門店があるくらいです。
匂いについてはよく聞きますが、パクチーの味については
あまり聞かないですよね。
見た目はパセリのような青野菜ですが、実際の味はどうなのでしょうか?
実はパクチーはあまり味がしないんです。
全く味がしないわけではありませんが、噛む程に少しずつ味が
広がっていく感じになります。
苦味が少しあるようですが、食べられない苦さではないです。
一方でドクダミですが、こちらは匂いだけでなく、味にも癖があります。
ドクダミはよくドクダミ茶にして飲みますよね。
ドクダミ茶は、ほかのお茶とブレンドしたり、スパイスを足したりすることで
少しは飲みやすくなります。
このことから、パクチーとドクダミの違いは味に癖があるかないかということになります。
パクチーの臭いを例えるなら?栄養素と効果は?
パクチーの臭いは、前述でもご紹介したとおり、カメムシやドクダミの臭いに
似ているようですが、ほかにはセロリに匂いを強くした感じなど例えが
色々出てきます。
では、パクチーにはどんな栄養素や効果があるのでしょうか?
パクチーにはビタミンKが豊富に含まれています。
その含有量は、ほうれん草よりも多いのです。
ビタミンKの効果といえば血液を凝固する作用があることですよね。
そのため、怪我したり、手術したりするとき止血するという大切な働きをしてくれます。
さらに、骨の形成にも必要で大切な栄養になります。
骨にはカルシウムの摂取が重要ですが、ほかにもたくさんの栄養が関わります。
その1つにビタミンKも含まれます。
ビタミンKは骨を作るために関わってくるタンパク質の活性化もサポートし、
骨粗しょう症の治療薬にも使用されているのです。
βカロテンは緑黄色野菜にたくさん含まれている栄養で、免疫力をアップさせてくれます。
βカロテンの効果は摂取することで、体内の粘膜の免疫力を高めるビタミンAに変化します。
そして、ビタミンAは細菌やウイルスから体を守ってくれるのです。
さらに、目が光を感じるために必要不可欠な網膜の成分ロドプシンの材料になります。
そのためビタミンAは、視力の低下を防ぐ効果や、夜尿症の予防や改善などにも効果が
あるのです。
カリウムの働きは、体の中の余分なナトリウムを排出したり、ミネラルバランスを
整えたりしてむくみや高血圧を予防してくれます。
さらに、利用作用で尿と一緒に体の中の老廃物も排出されるため、
デトックス効果も高いです。
この他にもゲラニオールという香り成分や有害物質を洗い流してくれる
キレート作用などもあります。
まとめ
パクチーの匂いは独特ですが、味はあまりしないため試しに食べてみるのも
いいかもしれません。
健康に効果がある栄養もたくさん含まれていますので、できれば定期的に
食べられたらいいですね。
もちろん匂いが独特で食べられないという方もいらっしゃるかもしれません。
匂いが苦手なら、パクチーを加熱することをおすすめします。
パクチーは加熱することで匂いがあまりしなくなるのです。
苦手な方も是非1度はチャレンジしてみてください。