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奥の細道湯けむりラインで向かう鳴子峡の紅葉と温泉の旅
豊かな自然に囲まれた四季折々の風景が、美しく紅葉スポットとしても知られている
鳴子峡は、秋のお出かけにピッタリです。
そこで、「奥の細道湯けむり」ラインを利用した紅葉と温泉の旅に出かけてみました。
湯けむりラインについて
宮城県仙台駅から山形県新市場駅まで結ぶ、リゾート気分を
味わえる特別列車で土・日を中心に運行されています。
列車の外観は、紅葉をイメージした造りになっていていますが、
それを利用して鳴子に出かけてきました。
特別列車なので、普段通勤で利用している車両と比較し、
シートのスペースかなりゆとりがありました。
また、開放的な窓も特徴的で鳴子に向かうまでは、稲刈りが終えた
仙台平野の田園風景を見ることもできました。
地元宮城県に住んでいますが、鳴子は仙台からも日帰り可能な場所に
位置しているので、休みの日になると時々温泉に入りに行くために
電車で出かけます。
仙台から鳴子温泉までは、街の風景から段々と長閑な自然が溢れる風景に
移り変わっていく姿がとても印象的でした。
なお、「奥の細道湯けむりライン」は運行日が週末中心と限定されていて、
1日に1往復する特別列車で、ちょっとした上質な在来線の旅を堪能できました。
鳴子峡の紅葉の見どころ
ブナやカエデの木々が色鮮に染まるコントラストでも有名な鳴子峡は、
10月下旬から11月上旬までが見頃です。
10月の仙台の気候は、日が差せば暖かくて過ごしやすい気候ですが、
街中でも涼を感じるようになってくるころが紅葉の見ごろとなります。
わたしが出かけたのは10月の最後の週末でした。
仙台駅から「奥の細道湯けむりライン」を利用しましたが、街中はそんなに
冷え込んでいなかったので、少し気持ちが早いかなと思いつつも、
温泉にも入りたかったので出発しました。
仙台から鳴子温泉に向けて、トコトコと電車が進んでいきますが、
車窓から見える風景を眺めていると、街中の慌ただしさを忘れさせてくれます。
約1時間40分ほどで、鳴子温泉駅に到着しました。
辺りの木々は、色づき始めているけど見頃にはちょっと早いかな?
というのが正直な印象でした。
駅から徒歩で鳴子峡を目指しましが、気候的にも丁度良く絶好のハイキング日和で、
橋から眺める絶景はとても良かったですね。
紅葉の見ごろは、気温などによっても前後するので出かける時は、
紅葉情報などでチェックしてから出かけた方が失敗がなくおすすめです!
鳴子峡の渋滞情報
紅葉シーズンは車で大渋滞することは知っていたので列車を利用しました。
「奥の細道湯けむりライン」は、座席が指定されているので、
渋滞知らずな上に移動も楽です。
とにかく、鳴子峡周辺の道路は大渋滞が発生します。
経験談から語らせていただきますと、現地には9時前に到着するように
スケジュールを組めば、幾分それが緩和されます。
また、多くの観光客が鳴子レストハウスに向かいますので、食事場所も
工夫されると良と思います。
是非、すばらしい鳴子峡の紅葉と温泉を楽しんでみてはどうですか?