全国で屈指のだるまの生産地として有名な群馬県高崎市にある少林山達磨寺で
行われるだるま市。
正確には、七草大祭だるま市と言い、1月の6日から7日まで、毎年曜日関係なく
行われる初市だ。
なんと、夜通しでこの市は開かれます。
だるま市と言うことで、もちろんメインに売られているのはだるまである。
数多くのだるまの店が、各々のオリジナリティあふれる商品を売っている。
その他には、夏祭りなどでおなじみのグルメ系の屋台も多く出ている。
たこ焼きや焼きそばといった定番のものもあれば、最近になって出てきたケバブやツイスターポテト、電球ソーダなども出店されている。
目次
少林山達磨寺について
まず、少林山達磨寺自体の説明をしておきます。
入り口となる門をくぐって、まず最初に迎えるのは、段の多い階段。
これを見ただけで、登る気を無くすような人もいるかもしれないが、
それを何とか登り切って最初に迎えるのは寺の鐘。
この鐘は、1人2回撞くことが出来る。
そこからまた階段を登ったら本堂が見える。
その横には、ありとあらゆる全国のだるまが展示されている。
実は、その裏には駐車場があり、表にある階段を上らずに来られるという親切設計も。
その駐車場の中には休憩所も存在する。
さて、肝心のだるま市に話題は戻るが、高崎のだるまといえば、全国的にも知られていて
福だるまと呼ばれている。
古来、開山心越禅師の画かれた一筆達磨像を、一年の禍いを除くお札として、正月に
近在の家々に配っていたのが元々の始まりだという。
そのだるま市の一番の見どころは、お焚き上げという一年間使っただるまや、
お守りを焼き上げる行事がある。
一気に火が上がるのでかなりの迫力がある。
その燃える前のだるまは、本堂の周りに飾ってあって、そこで見ることが出来る。
個人で買ったものはもちろん、会社名が書かれたものや、スポーツチームの応援用
などがあってバラエティに富んでる。
少林山達磨寺で買い物した後で、高崎駅周辺にあるオーパという複合商業施設や
高島屋、家族連れなら観音山ファミリーパークに行くというのも一興ですよ。
ぜひ、一度足を運んでみてください。