ヨガと聞くと、みなさんはどんなイメージを持つでしょうか。
すらっとしたインストラクターがマットの上で、難しそうなポーズをとっていたり、
瞑想している姿が思い浮かぶのではないでしょうか。
ヨガ初心者の方がクラスに参加した際、
股関節が硬いのであぐらで膝がつかないと仰る方が多いようです。
おそらくインストラクターの座り方が正しいと認識されて
膝が下につくことが正常なのだと思われているからでしょう。
でもこのあぐら、きちんと理解していないと危険なこともあるのです。
以下で紹介していきましょう
目次
ヨガのあぐらのやり方に正解はある?初心者必見!?
ヨガでは座り方も様々ですが、快適に座れていることが最優先です。
ヨガの教えが書いてあるインドの経典にも
快適であれば問題ないという記載があるそうです。
正座かあぐらであればヨガの内容に支障をきたすこともありません。
よく、あぐらで膝はマットについていなければないのか?
と尋ねられる方が居るようですが、実はそんなことはないのです。
適切に腹筋が使えている状態で、あぐらを組むと膝は地面から少し浮くのが通常です。
実際に消防士やプロレスラーの方など
普段から体を鍛えている方たちは、あぐらを組んだ時に膝が浮いています。
気になる人はネットで検索してみるとわかりやすい写真がすぐ出てきますよ。
筋力が弱い場合でも、膝が浮いてしまうことがあります。
この場合、腰も真っ直ぐに立たずに背中が曲がっていることが多いですが、
こつこと練習を続けて筋肉がついてくると、腰もまっすぐにして座ることが出来るようになり、安定してきます。
とは言ってもなれるまで時間もかかりますし、
筋力を付けるには、何よりも体が安定していることが大切です。
体が安定すると、自然と力が抜けて無駄のない体の使い方が、できるようにもなります。
ヨガスタジオによく置いてあるひざ掛けや、なければタオルなどを少し厚めに折って
おしりの下に敷いたりするとより安定しますので試してみてください。
ヨガのあぐら効果について?あなたはいくつ知ってますか?
ヨガであぐらが推奨されているのは
尾てい骨のあたりにエネルギースポットがあるからだそうです。
このあたりを地面につけることで、より安定感をうむ目的があります。
専門用語でグラウディングといわれ、地に足を付ける意味合いも含まれています。
現代人は仕事や家庭や様々なことに忙しく、常に頭を使っています。
頭ばかり使っていると、木で言うところの根っこである下半身が弱くなり
そうすると、心も不安定になりがちになります。
しっかりと根を下ろし、自分の軸をさがすのにもあぐらはもってこいなのです。
【こういう記事も読まれています。】
まとめ
長時間あぐらを組み続けると、足首や膝、腰にも負担がかかることがあるようです。
足の組み方がいつも一緒だとむくみが起きることもあるようなので
あぐらを組んだ時に上に来る足を組み替えたり、
膝の下にクッションを敷いたり工夫していきましょう。
本当にしんどければあぐらでなくても良いそうなので、
クラスに参加する際に先生に聞いてみてるのがおすすめです。
そうすることで先生との関係も良好になります。
体の状況や快、不快を伝えることはコミュニケーションの一環です。
ぜひマイペースに楽しんでください。