お中元は、日頃お世話になっている人に感謝の気持ちを込めて贈るものです。
会社の場合、上司に贈るのが一般的ですが、中には部下をねぎらって
お中元を贈る方もいます。
そんな時に、慌てないようしっかりとお中元をもらった時のマナーについて
学んでおきましょう。
会社から出産祝いや、結婚祝いをもらった時のマナーについてもまとめました。
目次
会社からお中元をもらった際のお返しはどうするべきか?
会社の人から「お中元」をいただいた場合、すぐにすべきことは
お礼状を出すことです。
口頭でお礼を伝えるよりも、便箋や葉書で文章にした方が、
より気持ちが伝わります。
【文の構成の仕方】
①季節の挨拶
②お中元を受け取ったこととお礼を伝える。
③日頃、会社でお世話になっているお礼を伝える。
④相手の健康を気遣う言葉
⑤これからの抱負など
⑥日付
お礼状は、マナーですのでお中元を受け取ってから、あまり日を置かずに送りましょう。
品物のお返しは、しなくてよいというのが一般的なマナーです。
でも上司からいただいた場合、お礼状だけというのもちょっと心が落ち着かないですよね。
そんな時は、いただいた品物の半額~同程度くらいの品物を贈るようにしましょう。
いただいた品物よりも高価なものを贈ってしまうと
「もう贈らないでください」との意味になってしまい大変失礼です。
のしの書き方は、目上の方や仕事関係の人には「暑中御伺」と書きます。
立秋を過ぎると「残暑御伺」となります。
仕事関係でない場合は「暑中御見舞」や「残暑御見舞」と書きます。
会社から出産祝いや結婚祝いをもらった際のお返しはどうするべきか?
会社から出産祝いのお返しは?
会社から「出産祝い」をもらった時には「内祝い」を返すのがマナーです。
赤ちゃんが誕生してすぐに出産祝いをもらった場合は、
赤ちゃんが生後2ヶ月を迎えるまでに、返すのが良いとされています。
出産してかなりしてから、お祝いをもらうこともあります。
その場合は、もらってから1ヶ月以内を目安に返しましょう。
のしの書き方は上に「内祝い」、下に赤ちゃんの名前をふりがな付きで書きます。
赤ちゃんのお披露目なので、赤ちゃんの名前を書きます。
内祝いの選び方は、内祝いを特集したカタログの中から選ぶとスムーズです。
金額別に内祝いとしてお返しするのにぴったりな商品がたくさん掲載されています。
金額の決め方は、もらった品物の1/3~半額くらいを目安にするのがマナーです。
高すぎても安すぎても、気にする人が多いので気をつけましょう。
会社から結婚祝いのお返しは?
会社から「結婚祝い」をもらった時は、結婚披露宴から1ヶ月以内を
目安に届くようにしましょう。
のしの書き方は、上に内祝あるいは寿と書きます。
下には新姓のみあるいは、夫婦の連名を書きます。
品物の価格は出産祝いと同じように1/3~半額くらいを目安にするのがマナーです。
まとめ
いかがでしたか?
お中元やお歳暮、結婚祝いや出産祝いは誰からいつもらったのか
分からなくなることもあります。
うっかり忘れてたなんてことにならないようにノートに
・誰からいつ何をもらったのか
・およその金額
をメモしておきましょう。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。