街中のカフェや電車の中など何気なく見渡しただけで、足を組んでいる人の割合が
多いことに気づくことはありませんか?
足を組むと骨盤が歪む
足を組むと浮腫む
足を組むと太くなる
などなどさまざまな情報も目にはいってきます。
実際にこの足を組むしぐさが、体にとって良いとは言いがたいのですが、
やめたいのに気づいたら、無意識でやってしまっているという方も多いはずです。
実はこれにもちゃんと理由があるのです。
その仕組みをご紹介しましょう。
目次
足を組む習慣!?原因はあるものが不足しているせいかも!?
まずは、なぜ足を組みたくなるのか?をご紹介します。
足を無意識で組んでいる人はほとんどの場合、姿勢を保つための筋肉が不足しています。
それを補填するために、足を組んでしまうのです。
おもに、腹筋と背筋の不足から来るものです。
大雑把に言えば、人は腹筋と背筋で体を支えています。
この筋肉が不足すると、自分の体を支えることが辛くなり足を組んでしまうのです。
なので、足を組んでいる人の姿を見るとほとんどの人が猫背になっています。
あわせて頬杖をついている人も非常に多いです。
これも姿勢の悪さからくるもので、腹筋と背筋が弱い方によく見られる癖です。
この根本原因が改善されないと、足を組む癖から抜けられず、
習慣化してしまうといわけです。
足を組むと骨盤が!?悪いと分かっていてやめられない理由?
足を組むくせと合わせてよく言われているのが、骨盤との関係です。
確かに足を組むと骨盤は歪みます。
習慣化してしまうとお尻の筋肉も固くなり腰痛の原因にもなりかねません。
そして、無意識に足を組んでしまっている人のもうひとつの特徴として
組む足がいつも一緒ということです。
これはもともとの骨盤のゆがみから来ているものですが、
人間生きていれば、必ず体に多少の歪みは生じているものですので
日常生活に支障がなければ、この歪みについては気にしなくてもよいでしょう。
足を組むくせや、骨盤の歪みに関しては、根本的に体を変えないといけないので
改善するのに多少の時間を要します。
それまでにできるだけ歪みを少なくしたい、
これ以上歪みたくないという方は、組み替える足を交互にかえると良いでしょう。
まとめ
以上のように、体は複雑につながって成り立っています。
足や骨盤に問題が起こっていても、ほかに原因があることが多いのです。
電車や会社や学校で椅子に座る時に、足が開いていれば
上に示したように体から何らかの信号が出ているかもしれません。
足をとじて座る習慣をつけていくことも大切ですが、
バランスの良い体作りのためにも、体幹運動なども取り入れましょう。
また、足を組み過ぎるとうっ血などが起こり足もむくみやすくなります。
出来るところから少しずつ改善の幅を広げていきましょう。