学生の時、平日の昼間に私服で歩いている大人を見て、社会人は良いなと
思った事ってありますよね?
昼間から酒を飲んで騒いでいる大人をみると、平日に休めていいなと
思う事も少なくは無いと思います。
でも、実際に自分が社会にでて働いてみると、休みも少なく学生の春休みや
夏休みなどを羨ましく感じてしまうものですよね?
そんな少ない休みの社会人が、疑問に思う休みがあります。
『夏季休暇とお盆休み』
何が違うのだろうと思いませんか?
そこで今回は、夏季休暇とお盆休みの違いなどについて紹介したいと思います。
目次
夏季休暇と有給休暇扱の違い?会社が勝手に有給にできるもの!?
多くの会社で夏の休みとして『お盆休み』がありますよね?
1日程度の休みなら普段と変わりありませんが、数日のまとまった休みになると
何をしようか考えると思います。
実家へ帰省したり墓参りへ行ったり、暑いと海へ行くなど休みを満喫することでしょう。
楽しく過ごした休暇の後、給料をもらった時の明細には、有給休暇になっていたけど何故?
そう思った事はありませんか?
夏季休暇なのに、有給休暇を使うってブラック企業じゃないか気になる事でしょう。
そこで、会社側が夏季休暇を有給休暇にする事は可能なのかを探ってみましょう!
《 夏季休暇とは》
夏季とは、夏を意味しています。
日本には四季があり、その中の1つが夏季で夏季休暇とは、夏にとる休暇の事を言います。
《 夏季と夏期の違いとは 》
夏季と言う言葉のほかに、夏期と言う言葉もありますよね?
どんな違いがあるのか分かりますか?
夏季とは夏を意味した言葉です。
夏の時期にしか出さないメニューや、夏の時期にしかしない水泳大会などに使われます。
一方、夏期とは一定期間の事を指します。
夏の一定期間に行う講習や、合宿などに使われます。
開催したのが、たまたま夏だから夏期と使われるようです。
《 夏季休暇を有給休暇にするのは違法か》
夏季休暇を有給休暇で消費することって、違法なんじゃないか?
とても気になりますよね。
基本的に有給休暇は、一定期間会社で働き続けた労働者が、
給料をもらいながら休む事ができる権利の事ですので、
会社の休みと有給休暇は関係ありません。
休むかどうかは、会社が決める事ではなく労働者が決める事なので、
勝手に会社が有給休暇にしてしまう事は原則として、してはならない事になります。
有給休暇は労働者が決めますが、場合によってはお盆を有給休暇にする事が
良いこともあります。
それは『会社にお盆休みの規定がない場合』です。
お盆休みは、法律の上では絶対に休みと言うわけでないので、
会社にお盆休みがもともと無い場合は、有給休暇を消化した方が
得な事もあります。
勝手に会社側が有給休暇を取るのは、常識としておかしいですが
お盆休みが無い会社だと、夏期休暇としてお盆を絡め連休にする時などは
有給休暇を使った方が会社側は得ですよね。
お盆休みのない会社?(夏季休暇)それって普通?それとも変?
多くの会社はお盆に休みがありますよね?
でも中には夏季休暇がない会社も少なくはありません。
えっ?会社なのに夏季休暇がないって変じゃない?
と思うかも知れませんが、職種によっては繁忙期に入るのでない会社もあります。
例えば、飲食店やデパートなど、多くの人が休暇になると、
来客が増える会社は休みはありません。
繁忙期からずらして、休暇を与える場合がある会社もあります。
飲食店・デパート・動物園などは、夏季休暇がないかずらして与える事が多いです。
ですから休みが無いからと言って、別に変だと言う事はありません。
《お盆休みはどの会社にもあるのか 》
お盆を中心に休暇をとる会社もありますが、お盆を外して休暇を取るところもあります。
お盆が休みと言う法律がないのて、会社によっては夏季休暇がないなんて事は多く、
休みどころか表向きは有給休暇があるとしても、実際は有給休暇をとらせてくれない会社も
存在しています。
入社の時にしっかり会社の規約など目を通しておくと、ブラック企業じゃない限り、
書かれていますので確認するようにしましょう。
まとめ
夏期休暇とお盆休みの違いについて紹介しましたがどうでしたか?
今回のまとめとしては
◎ 夏期休暇は夏にとる休み
◎ お盆休みはお盆の期間中の休み
◎ 夏季休暇を有給休暇で消費は場合によってある
◎ 労働者の許可なく有給休暇には原則出来ない
◎ 会社によっては夏季休暇がないところもある
などになります。
他の会社には夏季休暇があって、自分の会社にはないからと言って変だと言う事は
ありません。
もともと無かった休みをもらっていると言っても良いのかも知れませんね。