気になる体の不調はありますか?
という質問をすればかなり上位にくい込む生理痛。
社内でも、辛さがなかなか周囲に伝わらず、
体調管理が出来ていないとのレッテルを貼られそうで、
誰にも打ち明けられず、お困りのかたも多いのではないでしょうか。
そもそも生理は自然現象なので、
痛みがある時点で何かのサインの可能性があります。
将来的に大きな病気にも繋がることがあります。
たかが生理痛…
されど生理痛…
きちんと対策を練っていきましょう。
目次
生理痛がひどくなったのは産後から!?その原因と対策は?
特に産後に顕著に生理痛がひどくなったという方。
これは血液の質の低下かもしれません。
漢方の世界では瘀血(おけつ)という状態です。
その他の症状としては
レバー状の経血・アザが消えない・腰周りが冷える・
腰周りに脂肪が付く・シミが増えた…などです。
出産時には大量の血液が消費され、
それによって体内にある血液の量が少なくなり、澱んでいくのが原因です。
水量のある川よりも、水が少ない川のほうが澱んで濁りやすいです。
それが体の中で起こっている状態です。
解決策としては、腹巻やカイロなどで腰を温めること。
適度な運動(たとえばいつも自転車で向かう駅に歩いて向かう。
エスカレーターやエレベーターを控えて階段を使うなどで十分です。)
などです。
足腰を意識して使うのがポイントです。
外側からのケアとしては、血を作る食物も有効です。
牛肉や鶏肉などは血を作りながら体も温めます。
ラズベリーやレーズン、なつめなども漢方では
女性の体に良い効果があるとされています。
特に生理前に気分が落ち込んだり、イライラしたときは、
ミントや柑橘系のアロマオイルなども取り入れてみましょう。
体の冷えが関連していることも多いので、
飲み物はできるだけ温かくして摂るようにしましょう。
生理痛がひどくなったら病院へ!重大な病気のサインかも!?
生理痛には重大な体の疾患が隠れていることがあります。
生理が周期通りに来ない。
生理が来ない時がある。
日常生活に支障をきたすくらいの生理痛がある、
などの場合は産婦人科を受診することをおすすめします。
生理痛の軽減のために、
ピルを飲むことが不安だという方も多いようですが、
実際にコントロールをされている方の中には、
心が穏やかになったという方もいるようですよ。
生理痛がひどい以外の自覚症状が現れない病気などもありますので、
なるべく早めに気軽に受診しましょう。
まとめ
生理痛は他者と比較することがなかなか難しいので、
我慢することでやり過ごしがちですが、
生活習慣を変えるだけで、劇的によくなったりすることもあるようです。
生理中は体も心もデリーケートになりがちです。
心の緊張が解けると体もほぐれていきます。
無理に頑張ろうとせず、いつもより仕事はゆったりと、
リフレッシュはしっかりと自分をいたわるように過ごしましょう。