仏壇は、先祖から子孫へと受け継がれていくもので
仏壇に供える仏花(ぶっか)は、仏様を敬う気持ちの表れです。
毎日、新鮮な切り花をお供えしたいものです。
でも毎日となると、経済的にも精神的にもゆとりがなくなってしまいます。
アイディアが2つあります。
切り花を長持ちさせるポイントを実践すること。
もうひとつは、特別な日に切り花にし、それ以外は造花で対応することです。
何よりも、仏様を想う気持ちが大切です。
毎日無理して切り花を飾るより、無理せずできる方法を続けた方が良いですよ(^^)
目次
仏壇の花は造花でも!?仏花に込められた意味とは?
仏壇やお墓に供える花を仏花と呼びます。
基本的には、同じ種類の仏花を用意し、両脇にある花差しや花瓶に活けます。
本来仏花は、切り花が好ましいです。
なぜなら仏花には、私達に生きることの儚さを教える役目があるためです。
生命のあるものは、いつかは必ず滅びることを知ることで
生命の大切さを学ぶことができます。
仏花には、そのような意味があるため、造花より切り花の方が正式です。
でも毎日となると、経済的にお金がかかりすぎるというデメリットがあります。
そこで、少しでも切り花を長持ちさせるポイントをご紹介します。
①毎日花瓶や花差しの水を交換する。
花が長持ちしない原因は、水に雑菌がわくことで、茎が腐れてしまうためです。
毎日水を交換する時に、花瓶や花差しの内側も、スポンジで洗うのをお忘れなく!
触るとかなりぬるぬるしていますよ(^-^;
茎も水道水で洗い流しましょう。
②適度に「切り戻し」をする。
2~3日に一度、水中で茎を1cm程度カットします。
こうすることで、水を吸い上げる力が復活します。
カットするハサミは、よく切れるものでないとカットした部分が、
潰れてしまい逆効果です。
③花瓶や花差しの水は3~5cm程度がベスト。
イメージとしては、水は多い方が花には良さそうです。
でも実は逆で、水にたっぷり浸かりすぎると根腐れしやすいのです。
水の入れすぎには注意ですよ~
仏壇の花の正月にふさわしい飾りつけと選び方をご紹介!
その他に時期により、切り花と造花を使い分けるアイディアもあります。
お盆や法事、お正月など特別な日には切り花、
それ以外は、造花と決めておくと、精神的にもかなり楽になります。
今回は、お正月にふさわしい仏壇飾りや、仏花の選び方を紹介したいと思います。
普段仏壇に飾る花は、棘のあるものは避けるのがマナーです。
でもお正月は、南天の実で飾りつけた松を仏花としてお供えします。
南天の実には、厄除けの意味があり松を飾ることで、仏様に無事にお正月を
迎えられた感謝を伝えます。
その他にお正月用の飾り鏡餅をお供えし、お正月らしい打ち敷きを掛けます。
まとめ
いかがでしたか?
仏花は、ご先祖様を大切に想う気持ちの表れです。
無理のないやり方で、仏花を仏壇に毎日お供えするようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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