偏食は、人が生きていく上で、必要な栄養素に偏りがある食事を続けている状態
のことを表す言葉です。
偏食の人には、食べることができる食材が限定されてしまっている場合が多いため、
一緒に食事に行く際には、気を遣ってしまう場合もあります。
今回は、偏食を改善する方法と、偏食になってしまう原因について調べてみました。
目次
偏食は嫌われる?ワガママなどと思われて…改善方法をご紹介。
偏食で食べることができるものが、あまりにも限られてしまうと、
食事に行くお店などにも、気を遣わなくてはいけなくなります。
大人になっても偏食が酷いと、周りの人から「面倒くさい人だな」
「ワガママな人だな」という印象を持たれてしまうことも少なくありません。
大人になると、友人や家族などの親しい人達とだけではなく、
会社の関係の人とも食事に行かなくてはいけない機会も出てきます。
偏食を改善するためには、どんな方法があるのでしょうか?
・ワガママを言えない人と食事に行く
親しい友人や家族には自分の好き嫌いを伝えることが簡単にできます。
しかし、会社の上司や取引先の相手など、食事をする相手の中には
自分の食べ物の好みを伝えることができません。
会社の上司や取引先の相手と食事をする際は、
相手に不快な思いをさせないように和やかに食事をすることも大切なのです。
そのため、我慢して出されたものを食べなくてはいけなくなります。
子供のときの味覚と、大人になってからの味覚は変わるものです。
「何となく嫌い」だと思っていた食べ物でも、何度か繰り返して食べるうちに
普通に食べることができるようになる場合があります。
・料理や栽培を楽しむ
自分が料理を楽しむようになると、取り扱う食材が増えて、
食べることができるものが増えるようになります。
また、野菜が苦手な人の場合は、自分で栽培するようにすると、
食べることができるようになることがあるそうです。
こちらの方が、我慢して苦手な食べ物を克服していくよりも、
楽しく苦手な食べ物の克服ができそうですね。
偏食の原因とは大人になっても治らない理由や背景を解説。
そもそもどうして大人になっても、治らないような偏食になってしまうのでしょうか?
偏食になってしまう原因について3つ、紹介します。
・子供のころの食生活
子供のころに、自分の好きなものばかりを食べていたり、
好き嫌いを許される環境で育つと、大人になっても偏食が続いてしまう
ことがあります。
食品添加物や化学調味料が、たくさん使われている食事を
子供のころから多く食べてしまっていたということも、
偏食につながることがあります。
偏食が大人になるまで続いてしまうと、ワガママな人などと
思われてしまうことにも繋がるので、子供の食事には、
大人が注意してあげましょう。
・トラウマ
心理的にその食べ物に対して嫌な思い出があると、その食べ物が
嫌な記憶を連想させてしまうため食べられなくなり、
偏食になってしまうことがあります。
気分が悪くなるまで何かを食べた、その食べ物を食べたときに
何か嫌なことがあったなどが、心理的なことが原因で
偏食になってしまう原因です。
・体質的なもの
例えばとても味覚が優れている方にも、偏食の方はいるようです。
人よりも舌の味覚がとても敏感な場合にも、食べることができるものが
少なく限定されてしまう原因になる場合があります。
まとめ
大人になっても治らない偏食の原因には、「子供のころに食べていたもの」、
「トラウマ」、「体質的なもの」などがあります。
偏食が酷いと他の人にマイナスの印象を与えてしまうことになるため、
体質的なものでなければ、偏食はできるだけ改善したいものです。
料理を楽しむようにするなど、ストレスをあまり感じることなく
偏食を改善できる方法もあるので、偏食で悩んでいる方は、
是非挑戦してみましょう。